栄養豊富なスーパーフードとしても知られるようになったクコの実。
ゴジベリーとも呼ばれています。
薬膳食材としても利用されているクコの実は栄養豊富。
クコの実の栄養成分をはじめとして、どのような栄養が入っているのかをご紹介していきます。
クコの実の栄養成分
クコの実100gあたりの栄養成分表を参考にしてみましょう。
栄養成分(100gあたり) | 含有量 |
---|---|
カロリー | 387kcal |
タンパク質 | 12.3g |
炭水化物 | 75.3g |
カリウム | 1400mg |
カルシウム | 47mg |
マグネシウム | 77mg |
リン | 180mg |
鉄 | 4mg |
亜鉛 | 1.2mg |
銅 | 0.69mg |
βカロテン | 800μg |
レチノール活性当量 | 250μg |
α-トコフェロール | 5.7mg |
γ-トコフェロール | 0.8mg |
ビタミンB1 | 0.28mg |
ビタミンB2 | 0.4mg |
ナイアシン | 0.32mg |
葉酸 | 99mg |
パントテン酸 | 0.71mg |
ビタミンC | 9mg |
100gの量でみてみると387カロリーあり、炭水化物も75g近くあるのであまりヘルシーに見えないかもしれませんが、一般的にクコの実は1日の摂取目安が10g~20g、大体10粒前後になります。
そのため、10粒(約10g)で考えたら約38kcalで炭水化物も7~8g程度となりますのでさほど気にしなくても大丈夫です。
食物繊維が豊富
クコの実の食物繊維はサイトの情報によって記載が違うものもありますが、100gあたり約11g~13gあたりの表記を多く見かけます。
食物繊維も豊富なので、腸内環境を整える役割としても利用できそうです。
ミネラルが豊富
先程ご紹介しています成分表を見ているとミネラルも豊富なのがわかりますよね。
中でもカリウムをはじめとして鉄・マンガン・銅・亜鉛・マグネシウムあたりは、他のドライフルーツに比べても多く含まれています。
ビタミンもしっかり摂れるのがうれしい!
ゼアキサンチンをはじめとした目や皮膚の粘膜を強くして免疫力をUPさせるビタミンAが多く含まれているだけでなく、抗酸化作用があるビタミンE(成分表でトコフェロールと書かれているものがそうです。)
そして糖質や脂質、たんぱく質などを退社するのに役立つビタミンB群もビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・葉酸・パントテン酸がそれぞれ含まれています。
クコの実にはビタミン、食物繊維などの栄養がしっかり入ってます
クコの実は小さい粒ですが、その中にビタミン、ミネラル、食物繊維がしっかり含まれている事がわかりましたね。
そのままドライフルーツ感覚で食べても良いですし、お茶に入れる、杏仁豆腐やヨーグルト、お料理のアクセントとしても使えます。
1日の摂取目安量は約10粒程度なので、健康維持も兼ねて毎日、少しずつ摂取を習慣付けてみませんか?
参考:日本食品標準成分表 2020年版(八訂)https://www.mext.go.jp/content/20201225-mxt_kagsei-mext_01110_011.pdf