クコの実は妊娠中に食べても大丈夫?妊婦さんが食べてしまった場合

クコの実は妊娠中は控える

妊娠中は体の健康を第一に考え、赤ちゃんがすくすく育つように意識したいもの。

体に良いもの、おなかの赤ちゃんにとって良い食べ物、栄養をしっかりと食べるのもお母さんの大切な役目です。

一般的に体に良い、スーパーフードといわれているクコの実は妊婦さんは食べて大丈夫なのでしょうか?

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妊娠中はやめておきましょう

造血作用などがあり、一見、栄養摂取に向いているように見えるクコの実ですが、生理周期の変化や早産の可能性も全く否定はできないという意見も見られます。

若干、心配があるという意見もある事から、念のためクコの実は妊娠中、食べるのを控えておいた方が無難です。

医師によっては、妊娠中にクコの実を食べて大丈夫かどうかの見解に違いがありますので、念のため、かかりつけの産婦人科医とも相談してみると良いでしょう。

ただ、クコの実はビタミンやミネラルが豊富です。

特に女性が不足しがちなカルシウムや鉄分、亜鉛なども豊富に含まれていますので、無事、出産した後に摂取する習慣をつけてみてください。

もしクコの実を食べてしまった時は?

妊婦さんだけではなく、一般的に妊娠していない人でもクコの実を食べる量の目安は1日につき10粒程度といわれています。

妊娠中、もし1回につき数粒といった少量を食べてしまったという場合は、問題ないという意見もありますので、以降、食べないように気をつけた方が良いでしょう。

クコの実は栄養豊富で滋養強壮にも役立つ

クコの実はゴジベリーとも呼ばれ、小さい粒ながらもビタミン、ミネラルが豊富。

滋養強壮としても利用されている果実です。

ベタインという成分が含まれており、血糖値や血圧、コレステロールを下げる働きも期待できます。

生理不順や不妊症の時にも利用される事がある

生薬などで体調を整える薬局では、生理不順があった際に血虚(けっきょ)タイプの人にクコの実を使って生理不順の体質改善を行う場合があります。

また、瘀血体質が原因と考えられる不妊の改善としてクコの実とナツメの摂取をおすすめして血の巡りを良くするといった体質改善を試みる場合もあります。

クコの実は妊娠中は念のためやめましょう

クコの実はビタミン、ミネラルが豊富で血を補う働きもしてくれる生薬。

栄養豊富なので、妊娠中の摂取はどうなのか?と気になるところですが、生理不順や不妊症に対し血を補う働きもしつつ改善していく用途の生薬でもあります。

安全が確実だという治験結果も今のところありませんし、一部、控えておいた方が良いという意見も見られるので、妊娠中は念のため摂取を避けておきましょう。

摂取を検討している場合は、産婦人科医に必ず相談して意見を伺ってみてください。

もし、間違って食べてしまった際も少量であれば問題ないようなので、以降は控えるようにしたほうが良いでしょう。

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