クコの実には目への健康効果がある?眼精疲労・視力低下・緑内障など

目に良いクコの実

最近目がかすむようになった、目が乾いて辛い、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

老化や加齢、スマートフォンやパソコンの見すぎなど、様々な理由から目に不調を訴える方も多いです。

そんな辛い目の不調、スーパーフードの「クコの実」を食べることで解決できるかもしれませんよ。

クコの実とは、ゴジベリーや枸杞(ゴウチー)とも呼ばれるフルーツです。

栄養豊富で日本に限らず世界中から注目を浴びています。

この記事では、クコの実が目に与える影響やおすすめのクコの実レシピまで、詳しく紹介します。

クコの実は目に良い?
  • 眼精疲労
  • 視力低下
  • 緑内障
  • 飛蚊症
  • ドライアイ
目次

クコの実は目に良い?

クコの実は、目に良い効果があるとされています。

ここでは以下に挙げる5つの目の症状にわけて、クコの実が目に与える効果を紹介します。

この記事でわかること

  • 眼精疲労
  • 視力低下
  • 緑内障
  • 飛蚊症
  • ドライアイ

眼精疲労の原因

眼精疲労の原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • スマートフォンやパソコンの見すぎ
  • 眼鏡やコンタクトが合っていない
  • 精神的なストレス

これらの原因から眼精疲労が起こり、目のみならず身体全体に疲労感が感じられる状態になってしまいます。

肩こりや腰痛、さらなる精神的なストレスに繋がるため、眼精疲労は放置せずに改善する必要があるのです。

眼精疲労への効果

クコの実は、眼精疲労の緩和効果が期待できます。

ビタミンAとゼアキサンチンは、クコの実に豊富に含まれる栄養成分です。

これらの栄養成分は、目の疲労を和らげて目の健康を守る働きをしてくれます。

そのため、クコの実は眼精疲労を防いでくれたり和らげたりしてくれます。

視力低下の原因

視力低下の原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • 加齢や老化
  • 目の病気
  • 精神的なストレス
  • スマートフォンやパソコンの見すぎ
  • 目への強い衝撃

これらの原因から視力が低下してしまいます。

視力低下で目が見えにくくなると私生活に様々な影響を及ぼすため、目が悪くなる前にできる限り視力低下を防ぐことが重要です。

視力低下への効果

クコの実は、視力低下を防ぐ効果があるとされています。

人間の老化の原因として、身体が酸化する現象が挙げられます。

そのため抗老化には抗酸化を意識する必要があるのです。

クコの実には、ビタミンCやビタミンEといった抗酸化ビタミンの他、カロテノイドやクコ多糖類といった抗酸化作用のある栄養素が多く含まれています。

中国では約3000年~4000年以上前から「不老長寿の薬」とも呼ばれるほど、アンチエイジング効果が期待できるのです。

このことから、視力低下の原因となる「加齢や老化」を防ぐことができ、視力低下を防ぐ効果があると期待されます。

緑内障の原因

緑内障の原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • 加齢や老化
  • 眼圧の高まり

緑内障の症状は特定はされていませんが、多くの患者さんは中高年の方だそうです。

そのため緑内障は、加齢や老化によって引き起こされるのではないかといわれています。

緑内障になると、徐々に視界が狭まっていきます。

そして最悪の場合、失明にまで至ってしまうことがあるのです。

緑内障の症状が出る前から、目の健康を気遣う必要があります。

緑内障への効果

クコの実が、緑内障を防ぐ手助けになるといわれています。

クコの実に含まれる、ビタミンCやビタミンE、カロテノイドやクコ多糖類といったものは、抗酸化作用のある栄養素です。緑内障の原因となる「加齢や老化」を防いでくれるため、クコの実は緑内障を防ぐといわれています。

飛蚊症の原因

飛蚊症の原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • 加齢や老化
  • 生まれつき

飛蚊症の原因は、大きく分けて先天性と後天性の2つに分けられます。先天性の原因をなくすことは難しいですが、加齢や老化は遅らせるとが可能です。

飛蚊症への効果

クコの実の抗老化作用は、飛蚊症への効果があるとされています。

クコの実に含まれる、ビタミンCやビタミンE、カロテノイドやクコ多糖類といった栄養素は、抗老化作用があるものです。

飛蚊症の原因として老化が挙げられますが、クコの実を食べることでその老化を抑えられます。そのため、飛蚊症にも効果が期待できるのです。

ドライアイの原因

ドライアイの原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • 老化や加齢
  • コンタクトレンズの装着
  • スマートフォンやパソコンの使用
  • ストレスや夜更かしなどの生活環境
  • 乾燥した部屋にいる
  • 花粉症

ドライアイの原因は様々ですが、多くは生活習慣によるものです。

そのため、普段からドライアイにならないように気を付けて生活を送ることが重要です。

ドライアイへの効果

クコの実はドライアイの予防にも良いとされています。

クコの実に含まれるゼアキサンチンには、視細胞と網膜色素上皮を保護する働きがあります。

ブルーライトから目を守ってくれるため、普段スマートフォンやパソコンを良く使う人におすすめです。

またクコの実の抗老化作用も、ドライアイに効果的に働いてくれるといえます。

目におすすめのクコの実レシピ

クコの実を使用したおすすめレシピ「クコの実とブルーベリーのオーバーナイトオーツ」を紹介します。

クコの実とブルーベリーのオーバーナイトオーツの材料

クコの実とブルーベリーのオーバーナイトオーツの材料(1食分)

  • オートミール・・・30g
  • 牛乳・・・80cc
  • クコの実・・・10g
  • ブルーベリー・・・10g
  • ナッツ・・・適量
  • バナナ・・・1/2本
  • はちみつ・・・お好みで

クコの実とブルーベリーのオーバーナイトオーツのレシピ

  1. お皿にオートミールと牛乳を入れ、軽く混ぜます
  2. 1にラップをかけて冷蔵庫に置き、そのまま一晩待ちます
  3. 2を軽く混ぜ合わせて、クコの実とブルーベリー、ナッツ、バナナをトッピングします
  4. お好みではちみつをかけて完成です

クコの実とブルーベリーのオーバーナイトオーツのポイント

  • 目に良いとされるクコの実とブルーベリーが同時にとれます
  • 軽く混ぜて1晩置くだけで、身体に優しい朝ごはんが完成します
  • はちみつは、甘さが足りないと感じた場合に入れて下さい
  • 牛乳の代わりに、豆乳やアーモンドミルクを使用しても美味しいです
  • お好みで他のフルーツを加えても美味しいです

クコの実の目への効果

クコの実にはビタミンAやビタミンC、ゼアキサンチンといった目に有効な成分が多く含まれています。

そのため緑内障やドライアイなど、様々な目の病気の予防や改善に効果が期待できます。

クコの実には様々な食べ方がありますが、目の健康を気遣うなら、目に良いとされる「ブルーベリー」と組み合わせて食べるのがおすすめです。この記事で紹介した「クコの実とブルーベリーのオーバーナイトオーツ」であれば、手軽にクコの実とブルーベリーを同時に食べられます。

目の健康を気遣う方、クコの実を毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

クコの実はゴジベリーとも呼ばれ、小さな粒にたくさん栄養が詰まっているといった理由からスーパーフードとしても注目されています。

クコの実は目にも良い?

クコの実に含まれる栄養と目の不調の改善に役立つ理由をご紹介します。

クコの実に含まれるビタミンA

赤いクコの実にはビタミンAが含まれています。

ビタミンAに含まれる成分

  • βカロテン 800μg
  • レチノール活性当量 250μg

など。

参考:日本食品標準成分表 2020年版(八訂)

ビタミンAは粘膜を強くしてくれるだけでなく、目に関しては視力低下を抑えたり、夜盲症(暗い場所で見えにくくなる)の予防にもつながります。

ゼアキサンチン・ルテイン

目の健康維持に役立つ成分で共にカロテノイドの仲間です。

目の網膜内の黄斑部と呼ばれる場所があり、視力に深く関係しているのですが、日光やブルーライトの影響により活性酸素が発生する原因にもなります。

ゼアキサンチンやルテインは抗酸化作用が高い成分でもありますので、黄斑部を活性酸素から守る働きもしてくれるのです。

目に潤いを与える働きがある

クコの実は東洋医学の世界で滋養効果の他に血と水を補うと考えられており、目で言うとドライアイなどが当てはまります。

目に潤いを与え、ドライアイの改善にも役立ちます。

眼精疲労にも役立つ

中国ではクコの実を明眼子と呼んでおり、不老長寿の薬として扱っている他、眼精疲労に効く生薬としても活用しています。

クコの実と菊花の薬膳茶を目の疲れを感じる時に飲んでみてはいかがでしょうか?

菊花は通信販売で手軽に購入できます。

薬膳茶の淹れ方

  • クコの実小さじ1杯分
  • 菊花7個
  • 熱湯200~300㏄

この分量でお茶を淹れて飲むのもおすすめです。

毎日決まった量を食べ続ける

クコの実を利用した目のケアのポイントは「食べ続ける事」です。

まとめていっぺんに食べると腹痛を起こしてしまう可能性もありますし、1日の目安量を継続していく方が効果的です。

クコの実を食べる量ですが、1日あたり10g~20g程度。

10粒~20粒程度を毎日食べ続けるようにします。

目の健康に役立つクコの実

クコの実はビタミンやミネラルが豊富。

サプリメント感覚で毎日、食べているという人もいるほどです。

目の健康を維持させたり、抗酸化力の高さから目のダメージを防ぐ働きもしてくれます。

クコの実を目の健康維持目的で食べる場合は毎日、10粒から20粒程度の量で。

食べ続ける事で徐々に目の疲れが軽減してきたり、視力低下を抑えるといった働きをしてくれます。

参考:日本食品標準成分表 2020年版(八訂)https://www.mext.go.jp/content/20201225-mxt_kagsei-mext_01110_011.pdf

  • URLをコピーしました!
目次