糖尿病の血糖値対策に使えるクコの実

クコの実を血糖値対策に

糖尿病の診断を受けたことがある、糖尿病予備軍だと言われた、年齢的に糖尿病の予防をしたいという時に意識したいのが食事と運動です。

食事面ではクコの実も対策の一つとして利用できます。

目次

スーパーフードとしても注目されているクコの実

クコの実はナス科のクコの低木にできる果実。

赤い小さな実で日本では乾燥したドライフルーツの状態で販売されています。

クコの実はビタミンやミネラルが豊富な果実。

栄養の豊富さから海外ではゴジベリーと呼ばれ、スーパーフードとしても注目されています。

クコは血糖値対策に役立つ

クコの実に含まれるベタインという成分は、抗脂肪肝作用、血圧降下作用があるといわれています。

糖尿病対策の面で考えると、ベタインは糖分が小腸から吸収されるのを抑える働きもある事から、血糖値の上昇を抑える事が期待できる成分です。

また、血糖値対策としてクコの実を入れたお茶を食前に飲む習慣をつけると良いと言われています。

同じクコには生薬名で地骨子(ジコツヒ)と呼ばれるクコの根の皮部分があります。

薬膳料理の中でクコは果実・根皮・葉などが使われますが、中でも地骨子は血圧や血糖値を下げたり、解熱作用があるといわれています。

クコの実の利用の仕方

クコの実はドライフルーツの状態で販売されています。

・お茶にする

5g~6g(5、6粒程度)のクコの実に熱湯を注いだクコ茶を作り、食前に飲むようにする

・そのままドライフルーツとして食べる

・料理に入れる

お湯で戻したクコの実を他の料理に入れて食べます。

サラダやヨーグルト、スープなど

・シリアルに入れる

レーズントッピングのような感覚でクコをトッピングします

クコの実を取り入れる際の注意点

クコの実は滋養強壮効果があったり、胃腸の働きを良くする、肝機能を良くしたり腎を補う働きをする、血中のコレステロールを減少させるといったメリットもあるのですが、食べ過ぎないように注意してください。

食べる量の目安として1日あたり10g~20g程度といわれています。

大体、10粒から20粒位なので、最初は10粒程度から様子を見てください。

血糖値が気になる方にクコの実がおすすめです

クコは果実・根皮・葉が生薬として使われており、クコの実と根皮は血糖値対策に利用できます。

手軽に出来るのは食前にクコの実で作ったお茶を飲む方法。

血糖の上昇を穏やかにしてくれる働きが期待できます。

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