もしかして更年期かも?と思う不調はクコの実で対策を

更年期にはクコの実を食べる

年と共に誰もがやって来る更年期。理由はないけどイライラしてしまう、いきなり汗が噴き出してきてしまう、そんな症状にお悩みの皆さんもしかしたら「更年期」かもしれません。

女性であれば誰しもが更年期を迎えます。その更年期では、心身の不調がでる「更年期障害」に悩まされる女性の方も多いです。

そんな更年期障害、スーパーフードである「クコの実」で解決できるかもしれません。

この記事では、クコの実が更年期障害に与える効果やおすすめのクコの実レシピなど、更年期とクコの実の関係について詳しく紹介します。

目次

更年期の症状にクコの実がおすすめです

更年期の症状には、クコの実を摂取することをおすすめします。

クコの実とは、スーパーフードとして注目を集める食材です。ゴジベリーや枸杞(ゴウチー)とも呼ばれ、世界中から愛されています。

そんなクコの実を、更年期障害の対策におすすめする理由は3つです。

  • 手軽に摂取できる
  • 医師の処方が必要ない
  • 簡単に入手できる

クコの実は食品のため、薬のように医師の処方を必要としません。またスーパーでも通販でも簡単に入手できて、そのまま食べたり料理に混ぜたりと手軽に摂取することが可能です。

更年期とは

更年期とは、生理が終わる閉経をはさんだ前後の5年の期間を指します。更年期は人によって異なりますが、一般的に40代後半から50代前半が当てはまることが多いです。

女性は、年齢とともに思春期・性成熟期・更年期・ 老年期とライフステージが変化していきます。

更年期はネガティブな単語として使われることが多いですが、誰にでも訪れる、人生の一時期に過ぎないのです。

更年期はいつから始まるの?

更年期は閉経年齢の前後5年、トータル10年程度続くといわれています。

平均的な閉経年齢が50.5歳といわれていますので、50歳を挟んだ45歳から55歳あたりで更年期の症状を感じるという女性も多くなります。

閉経になっていくにつれてホルモンバランスの乱れが生じる事から以下の不調を感じるようになります。

月経異常、頻尿、残尿感、のぼせ、ほてり感、大量に汗をかく、冷え、動悸、息切れ、イライラする、肌や粘膜の乾燥、湿疹、食欲不振、便秘、下痢、腹部膨満感 など。

月経の状況が以前に比べて変わってきたり、のぼせるような感覚、ほてり感が出るといった身体の変化を感じる様になったら更年期にともなう症状と考える事が出来ます。

これって更年期?よく見られる症状

誰にでも訪れる人生の一時期に過ぎないのに、なぜ更年期は悪い様に取られるのでしょうか。

それは、更年期には「更年期障害」と呼ばれる症状がみられるためです。

更年期障害によく見られる症状に、以下のようなものが挙げられます。

  • 血管運動神経系の症状:突然大量の汗をかくなど
  • 精神神経系の症状:イライラしてしまうなど
  • 泌尿器・生殖器系の症状:月経異常が起こるなど
  • 消化器官系の症状:胃もたれや胸やけになるなど
  • 運動期間系の症状:肩こりや腰痛など
  • 皮膚・粘膜系の症状:ドライアイなど

更年期障害の症状は様々で、症状の重さにも違いがみられます。日常生活に支障をきたす程重症の場合も何も感じない場合もあります。

また更年期障害かと思っていたら、別の病気であったということも考えられます。あまりにも酷い症状や日常生活に支障をきたす場合は、一度病院で検査をしてもらうと安心です。

更年期障害が起こる理由

更年期障害が起こる主な原因として「エストロゲン」の分泌が急激に減少することが挙げられます。

エストロゲンとは、女性ホルモンの1種です。更年期に入った女性は加齢や卵巣の働きの衰えにより、エストロゲンの分泌が減少してしまうのです。

エストロゲンの分泌量が減少すると、ホットフラッシュや発汗などの身体的な影響が出始めます。すると脳は、卵巣に対してエストロゲンを出すようにシグナルを送り、そのシグナルが周囲の脳に影響を及ぼし出すのです。その結果自律神経の調整がうまくいかなくなり、精神的な影響もで始めます。

最終的にエストロゲンの減少に身体が付いていけなくなり、その他の様々な心身の不調が起きる「更年期障害」が引き起こされてしまうのです。

漢方で考える更年期

漢方では、人の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つの要素で構成されていると考えられてます。

更年期障害では「血」が不足するため、身体のバランスが崩れてしまい様々な症状がでるとされているのです。さらに「血」を動かすための「気」も滞ってしまい、心身の不調に拍車をかけているともいわれています。

漢方の基本は、3要素のバランスを整えることです。

更年期で崩れたバランスを整えるために、おすすめの漢方薬を5つ紹介します。

加味逍遙散:肩こりや精神不安、いらだちなどの更年期障害に効きます

女神散:のぼせやめまいがある場合の更年期障害に効きます

温経湯:手足のほてりや唇がかわくなどの更年期障害に効きます

温清飲:皮膚のかさつきや色艶の悪さ、のぼせるなどの更年期障害に効きます

五積散:冷えがある更年期障害に効きます

それぞれ対象となる症状や体質が異なるため、漢方医や医師に漢方薬を処方してもらう必要があります。

クコの実の更年期障害への効果

クコの実は女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。そのため更年期障害や生理痛改善などの効果があるとされているのです。

他にもクコの実には、抗酸化作用によるアンチエイジング効果や、美白・美容効果があるといわれています。このように、女性にとって嬉しい効果が期待できるものです。

おすすめのクコの実の食べ方

おすすめのクコの実の食べ方は、お茶にして飲むことです。

お茶をおすすめする理由は3つあります。

  • 毎日取り入れやすい
  • 作るのが簡単
  • 余計なカロリーを摂取しないですむ

クコの実に限らずどんなスーパーフードでも、1回取り入れただけでは効果がでません。毎日の積み重ねで効果が発揮されるものです。

そのため、毎日負担なく取り入れられる方法を取ることで、更年期障害への効果がでてきます。

クコの実のお茶の材料

クコの実のお茶の材料(1杯分)

  • クコの実・・・10g
  • ジャスミン茶・・・ティーパック1つ
  • お湯・・・150cc
  • ドライいちじく・・・半粒分
  • はちみつ・・・お好みで

クコの実のお茶の作り方

  1. ティーポットやマグカップに、ジャスミン茶のティーパックとクコの実、お湯とドライいちじくを入れる
  2. 約1分ほど蒸らしてからティーパックを取り出す
  3. お好みではちみつを加えて完成

クコの実のお茶のポイント

クコの実の他に、更年期に効果があるとされるドライいちじくを入れることで、より一層更年期に効果が期待できます。

またジャスミン茶には、ビタミンCやビタミンEといった美容に良い成分が多く含まれています。そのため美容にも効果の高いお茶のレシピです。

まとめ

更年期障害とは40代後半から50代前半の更年期に起こる、心身の不調をきたす症状を指します。人によって更年期障害の程度や症状は変わりますが、中には日常生活に支障をきたす場合もあるものです。

そんな更年期障害には漢方薬が効くと言われています。しかし漢方薬は漢方医や医師の診断が必要です。

更年期障害かもと思ったら、手軽に入手できて食事に取り入れやすい「クコの実」を試してみてはいかがでしょうか。

更年期を感じたらクコの実がオススメです

美容や健康に良いと言われているクコの実ですが、ホルモンバランスを整える働きもあるといわれており、更年期の症状に対しても利用できます。

体を冷やさないお茶で飲むのがおすすめ。

ナツメとクコの実が入ったお茶を飲んでホルモンバランスを整えましょう。

  • URLをコピーしました!
目次